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いまだ結果判明せず もめるモンゴル総選挙
2004.07.29

6月17日のレポートで、モンゴルの総選挙についてご紹介しましたが、今回はその後の経過をお知らせします。

子どもの福利厚生に関する政策も争点となった今回の総選挙。6月27日に行われた投票の結果、与党の人民革命党が前回の72議席を大幅に減らして36議席に、民主党など野党3党による祖国民主連合が36議席を獲得しました。無所属議員の議席は4つ。そのうち野党系無所属の3名が祖国民主連合に入ることで、政権交代となる予定でした。しかし、人民革命党がいくつかの地域での選挙無効を唱え、紛糾。開票直後は連日この話題がトップニュースで取りあげられ、大騒ぎでした。

人民革命党が無効を訴えていた投票所3カ所のうち、2カ所については裁判所が有効性を認め、再選挙は7月18日、1カ所のみで実施されました。7月23日現在では、一応、全76議席が決まりました。うちわけは、人民革命党が37議席、祖国民主連合が35議席、共和党1議席、無所属3議席。しかし、どちらが与党になるかについては、今もまだもめています。

再選挙では人民革命党が勝ちましたが、今度は民主連合が無効を訴えています。投票日が前日に急に決定し、民主連合をサポートしている人たちは選挙を知らず、ほとんど投票していないというのです。

一体どうなることやら。。。事態が落ち着くには、もう少し時間がかかりそうです。

今回の総選挙、 投票率は77.58%だったそうです。選挙前には地方の村へも投票箱が届けられていましたし(地方出張の際に選挙箱の運送に遭遇しました)、田舎の遊牧民の家には人民革命党の立候補者の顔写真入りの時計が飾られていて、とても驚きました。日本の選挙の投票率と比べると高く感じられるこの数字にも、納得です。

ちなみに私は、日本の参議院選挙に投票しようと7月8日に意気揚々と日本大使館に行ったところ、既に受け付けは終了。投票日の7月11日まで受け付けていると思っていたら、開票日までに投票用紙を日本に到着させるため、早めに締め切るとのことでした。がっくし・・・・。

PWJウランバートル事務所 三浦真穂
争点は子どもの福祉 加熱する総選挙
2004.06.17

6月27日はモンゴルの総選挙の投票日。5月末に立候補が締め切られてから、街は選挙運動一色になっています。前回の「支援の現場から」で、街中に並んだ相撲力士ポスターをご紹介しましたが、そのポスターもいまや、選挙ポスターに早代わり。テレビでも連日、各候補者がアピールを行い、週末には各地で集会が開かれています。しかも争点は、子ども政策。

PWJウランバートル事務所の隣の建物も、選挙事務所になりました。また先日は、「ゲル選挙事務所」を発見! アパート郡の中にある小さな公園や、人の集まる公園の一画に突如出現したこれらのゲルは、モンゴルらしくて可愛いです。ちょっと中にもお邪魔させてもらい、写真も撮らせていただきました。

モンゴルの総選挙は4年に一度。前回2000年は76議席中72議席を人民革命党が占める結果となりました。野党連合もがんばっていますが、街で見かけるポスターはすべて人民革命党のものばかり。また、両陣営ともさまざまな公約を出していますが、その大部分が、子どもの福利厚生に関係しています。たとえば、人民革命党が新生児全員に10万Tg(トゥグリグ:1000Tg=約100円)の供与を約束すれば、野党連合はすべての児童に18歳まで毎年1万Tgの供与を約束する、といった具合です。

周りでは、圧倒的多数の人が、今回も人民革命党が勝つであろうという予想しています。選挙権のない私は、どちらが勝つにしても、一般国民の生活が少しでも良くなることを願うばかりです。ただしNGOとして活動していて心配なのが、選挙によって私たちの活動にかかわる政府の担当者が代わってしまい、今までと異なった対応をされることです。折角進んでいた話も、選挙後には担当者が代わってまた初めからやり直し、ということもあり得ない話ではなく、心配です。

また、今回の候補者のなかには経済界から出馬する人が少なくありません。私の住んでいるアパートの大家さんが勤める会社の上司も出馬するらしく、先日、私の部屋にテレビを取りにきました。聞くと、地方での遊説に使うとのこと。古くて大きめのテレビが良い(とはいっても19インチくらいですが・・・)のだそうです。そういった事情で今、私の部屋には新しいけれど小さいテレビが座っています・・・。

報告:三浦真穂(PWJウランバートル事務所)

街に現れたゲル選挙事務所

ちょっとお邪魔してみました…

なかでは事務所のスタッフがお仕事中

演説用の設備も整っています

こちらは普通の選挙事務所

立候補者の大きなポスターが目につきます

そしてビルの上に立てられた巨大な選挙広告
   
モンゴル相撲? いえいえ、日本の相撲です
2004.05.20

5月9日からはじまった大相撲夏場所。横綱朝青龍の34連勝が話題になり、相撲ファンならずとも目が離せない場所になっています。さて、朝青龍がモンゴル出身であることは有名な話。朝青龍以外にも、多くのモンゴル出身力士が日本で土俵を踏んでいます。彼らの祖国モンゴルでも、日本の相撲は大人気だとのこと。その熱狂ぶりを現地駐在スタッフが伝えてくれました。

*          *          *

モンゴルでは日本の相撲は大人気。場所中はテレビとラジオで生の相撲中継が放送されます。テレビの放送はモンゴル語訳とモンゴル人の解説つき!

夏場所が始まった今週には、ウランバートルの目抜き通り「平和大通り」にモンゴル人力士のポスターが並んでいるのに驚きました。ポスターには、5人の力士の写真が大きく写っています。朝青龍、朝赤龍、旭鷲山、白鵬に旭天鵬。それぞれ顔の横にはキリル文字で「ナツバショ」と書かれています。この通り沿いの看板は昨年登場し、色々な会社が広告を出してきました。しかし「ナツバショ」がこれほど大々的に飾られるとは驚きです。

PWJモンゴルのスタッフの間でも日本の相撲は大人気です。場所中は、オフィスでも毎日のように相撲の話で盛り上がります。モンゴル人も、ほとんどの人が「ヨコヅナ」「セキワケ」などの番付や「オシダシ」「ツリオトシ」などの技の名前も熟知。しかしモンゴル人力士は、やはりモンゴル語の本名で呼ばれ、応援されています。一方、パフォーマンスの魅力から、高見盛はモンゴル人からも人気があります。

私もモンゴルに来るまではそれ程興味を持っていたわけではないのですが、モンゴルに来てからは多少、相撲に詳しくなりました。モンゴル人力士が勝つとうれしくなります。

さて、モンゴルには相撲力士を描いたスナックもあります。その名も「スモー」!(キリル文字で「CYMO」と書かれているのが、発音すると「スモー」になる)。茶色の袋がチョコ味、青に白の袋がミルク味。こちらも本物の相撲同様、モンゴル人に人気です。

ウランバートル事務所 三浦真穂


街のあちこちで見られる力士の看板

モンゴルのスナック「スモー」
ホッタイルでの生活1〜ある朝の様子
2004.03.31

ホッタイルで暮らす子どもたちは、料理、掃除、洗濯などの家事を分担して行っています。ある朝、モンゴル駐在スタッフがホッタイルを訪れました。ホッタイルに残っていたのは、午後の授業を受けている子どもと(授業は二部制です)、年少の子。料理や掃除をする子どものほかに、グループで自習をしている子どももいました。




勉強中の子どもたち





お料理中の子ども。エプロンが気に入らないというので、エプロンを取って写真を撮り直しました




みんなの寝室も、自分たちで掃除します
ホッタイルでの生活2〜大きなタオルのプレゼント
2004.03.31

ホッタイルの子どもたちに、大きく、柔らかいタオルが届きました。日本のタオルは厚地で肌ざわりも良く、子どもたちは大喜びです。
(このタオルは、アジアの子どもたちを支援する団体、J.S.Foundationからご提供いただきました)




先生からタオルを受け取る子ども。後ろの壁には、浜崎あゆみのポスターが!





タオルを受け取った子ども。小さな子どもはすっぽりと包まれてしまうサイズです


新しいタオルを持って記念撮影

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