PWJについて

ピースウィンズ ・ジャパンとは

特定非営利活動法人ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は、紛争や災害、貧困などの脅威にさらされている人びとに対して支援活動を行うNGO (Non−Governmental Organization = 非政府組織)です。日本に本部を置き、世界各地で活動しています。

1996年の設立以来、PWJは、イラク北部やスマトラ島沖地震の被災地をはじめ、世界16カ国・地域で支援活動を実施しました。2007年3月現在、イラク、アフガニスタン、モンゴル、東ティモール、リベリア、スーダンの計6カ国・地域で活動を続けています。

PWJは、地震などの大災害の被災地や紛争地においては、生命を守り生活の基本を支えるため、水や食糧、緊急援助物資の配布などをはじめとする緊急人道支援を行います。災害や紛争から時間が経過した地域では、人びとの自立をめざし、復興・開発のための支援を行います。また、「発展途上国」などの生産者の手による商品を正当な価格で買い取り、日本国内で販売する「フェアトレード」(公正な貿易)にも取り組んでいます。

PWJの活動は、市民や企業からの会費や寄付、政府、国際機関、各種財団などからの助成金、またフェアトレード事業など収益事業からの純益によって支えられています。PWJは効果的な支援のあり方を追求しながら、シビル・ソサエティ(市民社会)の一員として公益の実現に貢献したいと考え、日本国内においては、支援の必要性、NGO/NPOの役割などに関する情報発信にも力を入れています。また、次代を担う世代に世界の実状を知ってもらうため、青少年や子どもたちに対する国際理解教育を積極的に進めています。

設立の経緯

ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は、欧米にルーツを持つNGOではなく、日本発祥のNGOです。1996年2月、大西健丞(現・代表理事)らによって設立されました。

大西はそれまで、別のNGOのスタッフとして、イラク北部の旧クルド人自治区で、国内避難民や住民たちの支援にあたっていました。しかし、このNGOが現地での活動を終了することになったため、「支援が必要な人たちへの支援を断ち切るべきではない」という思いから、仲間や支援者たちと協力して、新たにPWJを立ち上げました。

PWJはその後、モンゴルやインドネシアに活動地域を広げ、1999年10月にNPO法人格を取得して、「特定非営利活動法人ピースウィンズ ・ジャパン」となりました。

ピースウィンズ の名前の由来

戦争で夫をなくした女性のための食糧配給プロジェクトで、イラク北部を走り回っていたときのことです。小高い赤土の丘で、車を止めて小休止をとりました。紛争は一時休止状態にあり、スタッフも久しぶりに緊張を解いてくつろいでいました。

一瞬、爽やかな風が吹き抜けていきました。その風に誘われて目を移すと、一面に黄色い花が咲いている野原が丘の下に広がっていました。緊張感のためか、わたしたちは春が来ていたことも気づかなかったのです。

春を告げる風は、一瞬の平和を感じさせてくれました。この体験は印象深いものになり、こうした風のような存在になりたいという願いからピースウィンズ (平和の風)と名づけました。

ピースウィンズ ・ジャパンのロゴは、その「平和を届ける風」をイメージしてデザインしました。

大西健丞

 

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