2007.01.16
種苗農場の再建事業がスタート!
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は2006年11月末から、さまざま種類の植物の苗木や種子を栽培・生産するサリプル農業局の種苗圃場(ほじょう=農場)の再建に取り組んでいます。この事業の起工式が2007年1月8日に行なわれました。これまでイスラム教の休暇であるイードなどと重なっていたため、事業が始まってもなかなか式を行えませんでしたが、ようやく開催された起工式にはサリプル州知事、州農業局長、州議会議員など多数の人が参列、大きなイベントとなりました。
内戦前の種苗圃場は47ヘクタールもの広大な施設でした。さまざまな植物を栽培・展示する役割を果たしていただけではなく、住民たちがピクニックに訪れる憩いの場にもなっていました。しかし、樹木は内戦中に切り倒され、軍閥の駐屯基地となり、かつての面影も残されぬまま、現在に至っていました。
事業は、サリプル農業局が小麦種子の生産と改良品種の展示を行うための機能を確立することを目的として始めました。敷地内の道路や用水路なども合わせて整備し、圃場内で種子の生産を行い、改良種子の展示圃を設けます。種苗圃場の再建により、サリプル州の農業復興につなげられることを期待しています。
アフガニスタンでは建物や橋の建設を始めるときの式典で、羊を生贄(いけにえ)としてささげることが習慣です。今回の起工式でも、式の最後には生贄となった羊の血が、建設中の橋の基礎にささげられました。サリプル州知事は「サリプル州での農業支援に長くかかわってきたピースウィンズ・ジャパンの支援に感謝するとともに、さらに支援を継続してくれるよう期待する」とあいさつを述べ、サリプル州の人びとのこの事業への期待の高さをあらためて感じさせました。
@WOMAN「平井礼子のアフガニスタン便り」にも関連レポートを掲載しています。
- PWJアフガニスタン駐在スタッフのブログ
アフガニスタン便り - 支援地域を知る:アフガニスタン
PWJのアフガニスタン支援事業は、みなさまからの寄付・会費のほか、外務省(日本NGO連携無償)、毎日新聞社会事業団、アフガンの子どもたちに美味しいものをごちそうする会、ECナビ 、有隣堂などの協力を得て進めています。 |










