2008.08.28
PWJはアフガニスタン支援を継続します
アフガニスタンでの支援活動中、事件に巻き込まれ、志半ばにして命を落とされたNGOペシャワール会の伊藤和也さんに心からの哀悼を捧げます。伊藤さん同様、必ずしも安全と言い切れない地域で活動を続けているものとして、伊藤さんの無念さやご親族のみなさまの胸中は察するに余りあります。謹んで伊藤さんのご冥福をお祈りいたします。
ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は2001年以来、アフガニスタンで支援活動を継続し、現在は北部サリプル州で水資源の調査を中心とする活動を実施しています。また、現地は今年、深刻な干ばつに見舞われているため、緊急給水支援の取り組みを開始したばかりです。こうした活動を、アフガニスタン国内に駐在する日本人スタッフ1人がアフガニスタン人スタッフ14人とともに行っています。
PWJは、そのモットーに、「必要な人びとに必要な支援を」を掲げています。当たり前のように聞こえるかも知れませんが、支援を必要としながら支援が届いていない地域の多くは、紛争が終わった直後の地域など、危険なところが多いというのが現実です。危険なところでの活動を望んでいるわけではありませんが、リスクを極限まで下げる努力を積み重ね、現地スタッフを含めた要員の安全確保を最優先にしながら、必要な人びとに必要な支援を届ける努力を続けていくことがPWJの重要な役割です。
PWJは、現時点では、引き続きアフガニスタン国内に日本人を駐在させて支援を続けていきたいと考えています。ただし、治安などの状況の変化に一層注意し、関係団体・機関とも連絡を取り合いながら、適切な対応を講じていきます。現在、アフガニスタンに駐在している日本人スタッフについては、もともと9月中に一時帰国する予定でしたが、帰国時期の前倒しも含めて対応を検討していきます。
事件の衝撃は大きいですが、アフガニスタンにとって国際社会やNGOによる支援はなお重要です。復興が進み、住民の生活が安定することが、貧困の解消や地域の安定につながり、ひいてはテロなど暴力によって事態を解決しようという考え方が広まることを防ぐと私たちは考えています。事件によって日本のNGOなどによる活動が止まることは、事態を悪化させる要因になりかねません。その思いのもと、PWJはアフガニスタンでの活動を続けていきたいと考えています。
- PWJアフガニスタン駐在スタッフのブログ
アフガニスタン便り - 支援地域を知る:アフガニスタン
PWJのアフガニスタン支援事業は、みなさまからの寄付・会費のほか、外務省(日本NGO連携無償)、毎日新聞社会事業団、アフガンの子どもたちに美味しいものをごちそうする会、ECナビ 、有隣堂などの協力を得て進めています。 |












