現地活動ルポ:イラン

2003.12.31

テント村設営 他団体とも連携して支援を継続

バム市内サパに隣接するピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)テント村では、約4,000人を対象とした支援活動が展開されています。また、テント村内での各団体の活動予定や役割分担も明確になりつつあります。

PWJ:テント村設営、PWJ/Mercy Corps(米NGO):生活物資配布、Global Partners(英NGO):食糧配給、イラン政府:テント100張提供・生活物資配布・トイレ設置、MSF(国境なき医師団):巡回診療(予定)

バムの空港に着いたPWJのテントバムの空港に着いたPWJのテント

バムの空港に着いたPWJのテント
(C)Peace Winds Japan

[現地からの報告]12月30日

『終日曇り空で、非常に冷え込む一日だった。震度1〜2程度の余震が続いている。テントで暮らす人の数は日に日に増えている。国連とイラン政府の推定では、死者は2万人強。これまでに赤新月社が手当てした負傷者の数は約3万人。

イラン政府が設定した人命救助活動の期限は12月31日まで。それ以降も被災者からの要望があれば延期するとしているが、人命救助に関わる団体からは既にその段階は過ぎているとの指摘もあり、実際に活動を終了した団体もある。

路上のライトなど電気は一部回復している。しかし、一般家庭で使用する水や電気、トイレ、下水施設などの復旧にはまだ時間がかかる見込み。粉塵がひどく、活動をするにもマスクの着用が欠かせない。バム空港やトラックの状況から、医療支援物資が大量に被災地入りしている模様で、仮設診療所も数が増えている。

12月30日になって、WHO、WFPなど国際機関の車両を見かけるようになった。国連主催の調整会議では各支援団体の活動報告が行われている。PWJをバム緊急支援団体として登録した。現在までに登録した団体は約20ケ国、65団体。ピーク時には約1,500人が緊急支援に携わったとのこと。』

[PWJイラン地震支援チーム]
 豊岡 正道・福井県出身・29歳
 牛田 眞也子・京都府出身・27歳
 金 昌祐・東京都出身・29歳
 松田 憲・山梨県出身・25歳
 大久保 信寛・神奈川県出身・33歳

テントを確認するPWJスタッフ

テントを確認するPWJスタッフ
(C)Peace Winds Japan

※PWJの支援活動はジャパン・プラットフォームの資金拠出も受けて行われています。

 

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