ロゴ
イラク これまでの最新情報 2003−
 


2003.12.26 支援は引き続き大規模に
2003.12.26 JPFの協力受け越冬支援など実施
2003.10.23 復興支援会議にPWJスタッフが参加
2003.09.25 バグダッド市内で爆発、PWJスタッフは無事
2003.09.22 バグダッドで爆発、PWJスタッフは無事
2003.09.16 厳しい情勢の中、病院改修進む

2003.09.11 アルビルで爆発、PWJスタッフは無事
2003.08.19 バグダッドで爆発、PWJは全員無事
2003.08.07 バグダッドで爆発、PWJは全員無事
2003.07.15 バグダッドに事務所開設

2002.12.08から2003.05.27までのレポートは、イラク・クルド便りとして掲載したものです


・2003.05.27 バグダッド、モスル事業に1億3,000万円
・2003.05.25 診療人数は通常の3倍にも
・2003.05.22 バグダッドでの支援も開始
・2003.04.15 旧中央政府にも支援を拡大へ
・2003.04.14 国内避難民の調理・暖房を支援
・2003.04.11 「イラク国民にとって記念すべき日」
・2003.04.08 「アル・ジャジーラは真実を伝えていない」
・2003.04.07 小麦粉も灯油もお金もない
・2003.03.24 仮設トイレ建設チームが始動
・2003.03.23 戦争は土と炎の色、その先に希望も
・2003.03.22 「戦争が終わるまで戻れない」と嘆く国内避難民も
・2003.03.21 自由のための犠牲になるなら・・・
・2003.03.20 イラク危機が現実のものとなりました
・2003.03.12 冬服を、靴を、子どもたちに
・2003.02.27 夫を奪われ募る生活苦
・2003.02.19 危機覚悟し万全の備え
・2003.02.13 荒々しくも美しいクルドの大地
・2003.02.04 迫る戦争 あきらめも
・2003.01.22 身体障害者支援もより積極的に
・2003.01.14 傷跡の残る街ハラブジャへ
・2003.01.07 英語を使う仕事が夢
・2002.12.28 もう戦争には行かない

 

イラクの最新情報へ

 
2003.12.01
ご冥福をお祈りします

ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は、11月29日、イラク北部ティクリット付近にて、外務省の奥克彦氏、井ノ上正盛氏と、イラク人運転手が殺害された報に接し、深い哀悼の意を表明します。

お二人はイラク入り後、イラクの復興を目指し、まさに灼熱の中を砂にまみれて活動を続けて来られました。その精力的なお仕事ぶりは、統括責任者の大西健丞はじめ、何人ものPWJスタッフが現場で直接、目にしております。お二人の勤務していた在イラク日本大使館からは、イラク緊急支援事業、復興支援活動に関して、多くのご協力とご支援をいただいてまいりました。お二人の最期の報せに、衝撃と憤りをおぼえるとともに、言葉を失う思いです。

PWJは1996年に北部のクルド人自治区で活動を開始して以来、困難な情勢に直面してながらも一貫して、イラク支援活動を継続してまいりました。今後も、8年間の活動と経験を生かし、情報の収集と分析を行って状況を慎重に見極めながら、支援活動を続けていくつもりです。

お二人のご冥福をお祈り申し上げます。

2003年12月1日
特定非営利活動法人 ピースウィンズ ・ジャパン
イラク・クルド映像室


リアルプレーヤー(無料)

を使ってご覧下さい

・ピースウィンズ 緊急支援始まる [5.97 MB]

・避難していく人々の姿
[5.98 MB]

・静かなマーケット
[4.75 MB]

・PWJの支援活動“ソシオ・メディック”
[24.5 MB]

・非常時に備える
[6.3 MB]
2月9日、イラク北部クルド人自治区を担当するスタッフは、迫りつつある戦争に備えて、非常用テントを購入しました。これは、戦争時に、町から離れた村やキャンプ生活の国内避難民に、医療支援を送るために設置される予定です。テントがあれば、どんな天候に見舞われても、そこで医者を待機させ、多くの訪問患者を看病、また簡単な手術も行なうことができます。ただ、このタイプの大きなテントは初めての購入。緊急時に迅速に設置するためのスタッフの特訓を兼ねてテスト設置を行ないました。

・イラク北部クルド人自治区の自然 [4.33 MB]
イラクというと砂漠を思い浮かべる方も多いと思いますが、北部のクルド人自治区は岩山の連なる山岳地帯で、トルコ、イラン、シリアと国境を接したところにあります。雨も盛んに降るこの地は、水も豊富で、ダムも作られています。冬には霰や雪も降る豊かな自然に恵まれています。しかし、大量の雨が降ると、町は大変な事態に見舞われます。上下水道施設や排水溝の設備などは、ほとんど進んでいません。町には、雨水が溢れてしまい、ゴミなどもそのまま流れてきます。

・クルド人の生活・街編 [6.7 MB]
イラク北部のクルド人の多くが、もちろんイスラム教徒です。立派なモスクのある町の中心部・バザールを歩いてみると、パラボラアンテナが目立ちます。彼らの生活で、衛星テレビは欠かせない娯楽であり、海外からの情報源。経済制裁を受けているため、外国のすべての情報が遮断されているイメージもありますが、街に住む多くの人が欧米の音楽やニュースを見ることができます。食用の鶏や、現地の野菜が整然と並べ売られるバザールはいつも、多くの買い物客でにぎわっています。売られている日用品に目をやると、外国製品が多いことに気づきます。車は日本車や韓国車からヨーロッパのものまで、シャンプーや歯磨き粉なども、中国産やイラン産、トルコ産のものが売られています。工場をもたない自治区では海外からの物資に頼らざるを終えません。しかし二重の経済制裁という大きな壁もあるため、クルド人の商人が、海外で購入し密輸したものを売っているのです。
 
使われる紙幣は、イラク・ディナール。イラク中央政権下で湾岸戦争まで使われていた紙幣をそのまま使用しています。金額はおよそ、1イラク・ディナールが10円ほど。ためしに、タバコの値段を聞きましたが、海外からの密輸品であるため、その値段はバラバラ。1個4ディナールのものもあれば、マルボロなどは20ディナールになります。ちなみにお米など現地生産のものは、格段に安く、1kgが6ディナールほど。街に出て、もうひとつ目立つのが働く子供たちの姿です。紛争が続くこの地では、親を失った子供、親が戦争障害者である子、また、不安定な社会で定職につけない家庭が、大きな社会問題となっています。家庭を背負って一日5〜10ディナールを稼ぐために靴磨きをしている子供たちも珍しくありません。


・クルド人の生活・村編 [5.77 MB]
今回は、村の様子を視察するため車に乗り込みました。その道中、石油を運ぶトラックの長い列に出会うことも多くあります。クルド人自治区はイラクとトルコの石油密輸の通過点なのです。クルド人自治区と周辺諸国、そしてイラク中央政府との複雑な政治的関係が垣間見れます。

村の風景では石を積み上げた家屋や土塀が目立ちます。街の様子はまったく違う村の生活。町の中心部と村の生活の大きな格差を目の当たりにすることになるのです。家の傍では、自分たちで主食のパンを焼く光景もよく見られます。

医療に関する事情は最悪です。私たちが開設しているメディカルクリニックには、長蛇の列が並びます。多くの人は、病気や薬に関する知識があまりにも乏しく、その説明からはじめなければなりません。

国内避難民や、町から隔絶された村の人々の生活環境はとても悪く、家の前にたまる汚水で子供たちが水遊びをする光景もみられます。ピースウィンズ・ジャパンでは、「ソシオ・メディック」という活動をはじめ、病気を治すだけでなく、上下水道の改善を施すなど、病気を作る生活悪環境を改善する活動も行なっています。


・大地を駆け抜けるランドクルーザー [86.6 KB]

 

イラクの最新情報へ

前頁に戻る
[広告] パソコンはマウスコンピューター 結婚ならノッツェ
  特定非営利活動法人  ピースウィンズ・ジャパン
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚3-2-15 第二ベルプラザ
TEL: 03-5304-7490 FAX: 03-5304-7342