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リベリア これまでの最新情報 2006
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期待を胸にカヌーに乗る帰還民

リベリア
大きなライフジャケットを着せられ泣き出す子ども

リベリア リベリア側では歓迎の垂れ幕が待つ

リベリア
PWJスタッフが待つセンターに到着

リベリア センター内で走り回る子どもたち

カヌーで国境を渡り、母国へ
2006.03.07

リベリアの隣国ギニアから、リベリア難民が国境の川をカヌーで渡って帰還してきています。ライフジャケットに身を包んだ浅瀬の旅は、ほんの2分間。しかし、難民にとっては長年待ちわびた母国への帰還です。この新たな帰還ルートの開設には、ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)による受け入れ施設の運営開始が、大きな役割を果たしました。

従来、ギニア国内のリベリア難民キャンプから、リベリア・ロファ州のフォヤ郡やコラフン郡をめざすリベリア難民は、遠回りして一度、ボインジャマ郡の施設まで向かわなければなりませんでした。キャンプのあるギニアのキシドゥグから国境の川までの道路や、リベリアの国境近くにあるソロンバからフォヤ郡中心部へ向かう道路と橋の状態が極めて悪く、帰還民を受け入れる施設がロファ州北西部になかったことなどが原因です。このルートは非常に時間がかかるうえ、施設の受け入れ人数も限られていたために、帰還する難民はわずかでした。

状況を改善し、帰還を促進するためPWJは2005年4月、フォヤ郡中心部近くに帰還民の登録や診療、食糧や家庭用品の配給を行う「トランジットセンター」を建設し、隣国シエラレオネからの帰還民の受け入れを開始。川からフォヤ郡中心部までの道路にかかる橋8基の修復も行いました。一方、この道路につながるギニア・リベリア両国内の道路も2005年後半に修復が完了し、ギニアからフォヤまでのルートが開通しました。

雨季で川の水かさが増えて危険なことから、川を渡ったギニアからの難民受け入れはなかなか実現されませんでしたが、雨期が明けて水位も下がった2005年1月31日、カヌーに乗った越境が開始されました。

2月24日、カヌーを使った4回目の帰還では、502人の難民がカヌーに乗り込みました。ギニア側国境で、ライフジャケットを身に着け、多くの荷物を抱え船に乗り込む難民は少し不安げな様子。しかし、リベリア側に到着し、トラックに乗り、PWJが運営するトランジットセンターに到着するころには、ほっとした表情も。笑顔で走り回る子どもたちの姿も見受けられました。

2月末までに、ギニアからリベリアへ渡った難民は1449人。80万人ともいわれた難民・国内避難民がリベリア国内の元の村に帰還するには、まだ長い期間を要します。PWJは難民・避難民が安全に帰還できるよう、他団体とも協力し、積極的な支援活動を続けていきます。

*PWJのリベリア支援事業は、ジャパン・プラットフォームなどの協力を得て実施しています。

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