現地活動ルポ:パキスタン2006

パキスタン2005

2005.10.15 (2005.10.16一部修正)

バラコットでテントなど緊急物資配布

パキスタン地震地震発生の翌日から国際スタッフ5人をパキスタン入りさせて、支援活動を続けているピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は15日、震源に近い北西辺境州のバラコットで、被災した約500世帯を対象に、避難用テントとキッチンセット(調理・食器セット=皿・カップ・スプーン・フォークなど)の配布を開始しました。バラコットでは、個人などによる支援物資の持ち込み・提供などはこれまでにも行われていますが、地域内の被災者全体を対象とした大規模な支援物資の配布は、他団体も含めて初めて。また、パキスタン北部全体をみても、被災後、本格的な支援物資の配布は、PWJの活動の他には、ほとんど確認されていません。

パキスタンパキスタン

写真左:多くの建物が倒壊したバラコット
写真右:雨のなか、配給の順番を待つ被災者たち

(C)Peace Winds Japan

15日に配布したのは、緊急支援物資の第一弾としてPWJがパキスタン南部のカラチで調達した物資の一部で、テント33張とキッチンセット80セット。14日にカラチからイスラマバードに空輸し、その後、トラックで現地まで輸送したものです。大半の家屋が全壊したバラコットの被災世帯は、周辺の集落を合わせ、約1000世帯とみられ、このうち登録作業の完了した約500世帯を今回の配布対象としました。

テントは現地時間15日未明までに約40張しか届いておらず、混乱を避けるために、まとまった数のテントの到着を待って16日にも配布を開始する予定でした。しかし現地が15日、激しい雨に見舞われたため、急きょ、配布を実施しました。

パキスタン

冬が迫り、山にはすでに雪
(C)Peace Winds Japan

PWJは、カラチと、パキスタン東部のラホールで、すでに約1000張のテントを調達・確保。道路渋滞や、イスラマバードをはじめとする空港の混雑、医薬品の優先輸送などのなか、航空機とトラックを活用して輸送中です。

PWJでは、今回の地震救援活動のため、緊急募金を受け付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願いいたします。 (左欄参照)

 

【パキスタンで活動中の国際スタッフ】
平井礼子(ひらい・れいこ)
PWJ海外事業部(アフガニスタン駐在) 埼玉県出身(29歳)
河村護 (かわむら・まもる)
PWJ海外事業部(アフガニスタン駐在) 東京都出身(29歳)
松田憲 (まつだ・けん) 
PWJ海外事業部(ロジスティクス担当)山梨県出身(27歳)
澄湖バラン(すみこ・ばらん)
PWJ海外事業部(エンジニア) イラク出身(日本国籍、37歳)
柳原秀年(やなぎはら・ひでとし)
PWJ海外事業部 愛媛県出身(32歳)

 

 

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