現地活動ルポ:パキスタン2006

パキスタン2006

2006.08.24

被災者が帰還、キャンプは元通り農地に

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)などが共同して運営してきたパキスタン北部アザド・カシミール州ムザファラバード市近郊の被災者キャンプでは、被災者の村への帰還を促進する政府の方針もあり、春の訪れとともに帰還が進みました。4月末には帰還を希望するすべての世帯が村へと戻り、キャンプの敷地は元通り農地として使える状態に回復され、土地所有者へ返還されました。

キャンプは、ムザファラバード近郊のタンドリ地区にあり、「キャンプ・ジャパンプロジェクト」として、ジャパン・プラットフォーム(JPF)参加NGOなどが2005年暮れから共同で運営を行っていました。雪の多い山間部で生活していた被災者を中心に、最大時には250世帯、1664人が生活していましたが、3月中旬から帰還が始まりました。

パキスタンパキスタン

写真左:帰還を前にした被災者
写真右:持ち帰る荷物の積み込み
(C)Peace Winds Japan

村までの道路が寸断され、住民の帰還が危ぶまれていた村もありましたが、4月下旬までには道路の通行が可能となり、4月末には3世帯を残して全世帯の帰還が終了しました。3世帯はそれぞれの事情から村に帰ることを断念し、別の被災民キャンプに移ることになったため、PWJなどがトラックの手配をするなど引っ越しを手伝い、3世帯は無事に別のキャンプに移りました。これにより、タンドリキャンプはその役目を終え、被災民キャンプは閉鎖されました。

キャンプの敷地はもともと農地でしたが、テントやトイレ、水場が設置され、地面も踏み固められて、人びとが安全に生活できるように整備されていました。人びとが一冬踏み固めてきた土地は、そのままでは農地として使用できないため、トラクターなどを使って耕す作業を行ないました、さらにトイレなどの撤去、ゴミなどの回収、清掃作業を行い、農地として使えるような状態に戻し、それぞれの土地所有者に返還しました。PWJも土地の原状回復を待って、タンドリキャンプでの取り組みを終了しました。

パキスタンパキスタン

写真左:持ち帰る荷物の積み込み
写真右:村へと戻る途中
(C)Peace Winds Japan

キャンプの敷地はもともと農地でしたが、テントやトイレ、水場が設置され、地面も踏み固められて、人びとが安全に生活できるように整備されていました。人びとが一冬踏み固めてきた土地は、そのままでは農地として使用できないため、トラクターなどを使って耕す作業を行ないました、さらにトイレなどの撤去、ゴミなどの回収、清掃作業を行い、農地として使えるような状態に戻し、それぞれの土地所有者に返還しました。PWJも土地の原状回復を待って、タンドリキャンプでの取り組みを終了しました。

パキスタン

農地として整備されたキャンプ跡地
(C)Peace Winds Japan

PWJは2005年10月8日にパキスタン北部で地震が発生した直後に支援スタッフを現地に派遣し、当初は北西辺境州バラコット市周辺で、テントをはじめとする緊急越冬支援物資の配布を行い、その後はムザファラバードで活動を続けてきました。タンドリキャンプの事業の終了により、PWJはパキスタンでの支援活動を終了しました。多大なご支援、ありがとうございました。

 

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