インフラ復旧支援:PWJの支援活動とは?

地域復興の足がかりとして

紛争や災害で荒廃した地域の復興は、容易ではありません。道路や水道など、多くの人びとの生活にかかわる基礎的な社会基盤(インフラ)がダメージを受けていると、道のりはさらに厳しくなります。たとえば道路が整備されていなければ、離れた町の病院へ行くことも、市場に農作物を持って行くこともできません。通常、こうしたインフラは現地の政府が整えるものですが、時間がたっても復旧計画すら策定されなかったり、地域的な偏りが生じたりするケースも多々あります。地域復興の足がかりとなり、人びとの暮らしを支えるインフラの復旧は、PWJの支援活動の一つの柱です。

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井戸・病院・学校などの修復

井戸・貯水槽などの水供給施設、病院・診療所などの医療施設、そして学校・幼稚園などの教育施設は、どれも住民生活に欠かせないものです。PWJは多くの地域で、これらの施設の修復を手がけています。シエラレオネのコノ地区で2006年春に完成させた簡易水道システムもその一つ。水源から長さ8キロの水道管を敷き、重力を利用して7つの村に水を供給することにより、約7000人が蛇口をひねるだけできれいな水を使えるようになりました。一方イラクでは、2003年のイラク戦争後だけでも、計28カ所の医療施設、19カ所の学校を建設または修復しました。また、イラン南東部地震の被災地では、将来に備え、地元の伝統的な工法を生かしつつ耐震構造をとり入れた学校の建設にも取り組みました。

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道路・橋の修復

道路や橋は地域の人びとを結び、経済の活性化にもつながります。アフガニスタン北部のサリプル州では、2003年7月から約半年をかけ、州の中心部と85の村を結ぶ約20キロの道路を建設しました。道路の開通で、約10万人の村人が州中心部にアクセスできるようになり、農産物を車で都市部の市場に運んで高く売ることができるようになったほか、PWJを含む援助団体の活動範囲も大きく広がりました。リベリアでは、2004年3月の支援開始以来、2006年末までに計〓カ所の橋を修復しました。

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雇用創出で地域経済に貢献

紛争や災害によって多くの人が仕事を失い、収入の道を閉ざされると、社会の不安や混乱がさらに広がる恐れがあります。インフラ復旧支援のもう一つの効果は、大規模な土木・建築作業が雇用を創出し、地域経済の復興に貢献することです。PWJはこの点も考慮し、地元の人を多く雇用するよう心がけています。建設資材もできるだけ現地で調達しており、このことはコストの低減にも役立っています。

 

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