日本の子供たちへ:PWJの支援活動とは?

「学校プロジェクト」が目指すもの

海外の支援地や支援活動に関する情報を発信し、日本国内で国際支援への関心と共感を高めることを、PWJは大切にしています。なかでも、将来を担う子どもたちを対象とした国際理解教育の活動を「学校プロジェクト」と呼び、力を入れています。学校プロジェクトが目指すのは、豊かな日本で生活する子どもに、貧困や紛争、災害に苦しむ人も多い世界の現実をまず知ってもらうこと。そして自分たちに何ができるかを考えてもらうことです。さらに、それらを通じて、職業としてのNGO・NPOに関心を持ったり、国際協力に限らず身の回りの課題に自ら取り組む姿勢を養ったりしてほしいと考えています。

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修学旅行や総合学習での事務所訪問

学校プロジェクトでは、修学旅行などで東京事務所を訪問する中学・高校生らを積極的に受け入れ、スタッフやボランティアが「なぜ難民が生まれるのか」「PWJはどんな支援をしているのか」「スタッフの日常生活は」などを分かりやすく説明しています。現場で撮影した映像や写真だけでなく、ときには被災者に配布した食糧などのサンプルも見せ、実感を持って理解してもらう工夫をしています。また、依頼を受けてスタッフが学校を訪問し、授業時間に国際協力やNGO活動についての講義をすることもあります。文化祭など生徒の自主活動に対する写真パネルの貸し出しや、国際支援に関するメール・電話質問への対応なども、できる限り行っています。

総合学習のニーズにも対応

2002年に学習指導要領が改訂され、小・中・高校のカリキュラムに「総合学習(国際協力や福祉・環境などの学習を通じて国際性や社会性を育成することなどを目的とした授業)」が取り入れられました。PWJは設立当初から学校プロジェクトを続けていますが、総合学習の導入をきっかけに、生徒向けの講演や生徒の事務所訪問などの依頼が増えています。学校側の多様な国際理解協力のニーズに的確にこたえられるよう、学習の目的や期間に応じたカリキュラムの作成、教材の開発などにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

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動き出す生徒たち

学校プロジェクトや総合学習で学んだことなどをきっかけにして、多くの生徒が具体的な「自分たちにできること」を探り当て、行動に結びつけてくれています。生徒たちの「変化」を確かめられることは、私たちにとって大きな喜びです。兵庫県立国際高校の生徒たちは、身の回りにある古本やCDをブックオフに持ち込み、買取金をPWJに寄付する「ブックキフ」システムを使った国際支援を始めました。埼玉県の淑徳与野高校の生徒たちは、アメリカへの修学旅行でたまったマイルを、ノースウエスト航空を通じてPWJに寄付し、世界中の赴任地へ着任・帰任するスタッフを力強くサポートしてくれています。山梨県の大月短大附属高校の生徒たちは、イラクの子どもたちのためのチャリティーバザーを計画し、戦時下でイラク支援を続けたPWJにバザーの売上を寄付してくれました。子どもたちが広い視野で世界をとらえ、行動できるよう、PWJは今後も学校プロジェクトに力を注いでいきます。

 

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