2007.06.15【キャンペーン・イベント】
家に水道があるのは、本当は特別なことなのです・・・
ピースウォーターキャンペーンにご協力を
家の中に水道があることも
蛇口から水が出てくることも
本当はとても特別なことなのです
すべての人に水を
ようやく訪れた平和を維持するためにも「安全な水」の確保は欠かせません。ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は世界各地で、水の確保につながる支援を展開しています。



写真左:PWJがつくった井戸で水を入れる
写真中央:人びとが住む村は乾燥した草原地帯
写真右:汚れたナイル川で生活用水をくむ
スーダン (C)Peace Winds Japan
支援者のみなさまへ
20年以上続いたスーダン内戦。2005年の和平合意から2年がたち、南スーダンには周辺国から約3万人の難民が帰還しました。しかし、まだ多くの人が故郷の土を踏めずにいます。
帰還をためらわせる理由の一つに「水」の問題があります。やっと出身の村に帰っても、内戦で井戸が壊されたり水が枯れたりしていて、遠く離れたナイル川まで茶色く濁った水をくみに行かなければなりません。そのまま飲み水や炊事に使うため、コレラなどの病気が毎年発生しています。
そこでPWJは、昨年8月から南スーダンで水・衛生分野の緊急支援に取り組み、これまでに38本の井戸と8つの公衆トイレをつくりました。住民からは「きれいな水が使えるようになった」と喜びの声が聞かれ、事業を評価した国連などからさらなる支援の要請が寄せられています。
雨季に入り、井戸掘りの作業はお休みですが、次の支援に向けた調査をしています。私もいくつかの村を回りましたが、なかには水がまったくなく、村人が泊りがけで歩いて水をくみに行く村もありました。
水は人間が生きていくうえで最も大切なものです。ようやく訪れた平和を維持するためにも「安全な水」の確保が欠かせません。スーダンをはじめ、各地で、PWJは引き続きこの分野の支援に取り組む予定です。
すべての人に水を――。今後ともみなさまの温かいご協力をよろしくお願いいたします。
PWJスーダン事業現地責任者 明城徹也
現地の方に聞いてみました

■スーダン:メイレイさん(34歳)
私は今、4人の子どもと夫の6人で暮らしています。以前は、雨が降った時にできる小さな水たまりの水を飲むか、歩いて4時間かかる川まで水をくみに行っていました。水たまりの水を飲んでいた頃は、子どももすぐに病気にかかっていましたが、病院も歩いて4時間以上かかるので、なかなか行けませんでした。PWJが井戸を作ってくれてからは、きれいな水が約20分でくみにいけるし、家族や近所でも病気が少なくなったので、とても助かっています。

■アフガニスタン:ファジズくん(14歳)、ノールラーくん(15歳)、アフマッドくん(12歳)
村には井戸がないので、雨水を貯めたり、遠くまで水をくみに行ったりして飲んでいます。人だけでなく家畜用の水も必要なのでいつも大変です。水くみにかかる時間は2〜3時間で、ロバに乗せて運びますが、ロバが買えない家ではタンクに入れて歩いて運ばなければいけません。父親や上の兄たちは畑仕事が忙しいので、水くみは僕たち子どもの役割です。
水洗トイレ1回分!
国連などには緊急時の飲料水としては1日約3リットルという基準があります。一方、日本の水洗トイレで使用後に流される水の量は通常13〜15リットル。使用前に流す人もいます。1回のトイレの使用で約5〜10人分の飲料水が流されている計算です。
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