2007.10.11【プレスリリース】
東ティモールのコーヒー生産者に算数
公文教育研究会と連携して教室開講
イラクやアフガニスタンなどで活動する国際協力NGOピースウィンズ・ジャパン(PWJ、本部=東京都渋谷区、統括責任者=大西健丞)は、東ティモールでのコーヒー生産者自立支援の一環として、(株)公文教育研究会(本社大阪、代表取締役社長=角田秋生)と協力し、公文式による生産者の基礎学力向上事業を開始しました。同国エルメラ県レテフォホ郡の2カ所で、コーヒー生産者の女性30人を対象に、公文式の算数・数学の教材を使用した教室を週2回開催し、読み書きや計算力の向上を図ります。
PWJは1999年、独立をめぐる騒乱で住居を失った人びとの緊急支援のため東ティモールに入りました。独立後、住民の自立に向けた支援として、唯一の輸出品であるコーヒーに着目。国際市場で通用する高品質のコーヒーづくりを目指し、2003年から栽培・精製技術の指導を本格的に始めました。生産から輸出までのプロセスを生産者たち自身が自立して運営していけるよう、生産者の組合づくりも支援しています。組合メンバーのなかにはきちんとした教育を受けていない人も多く、基礎学力の向上が課題でしたが、今回の公文教育研究会との協力による教室での学習が、自立に向けたきっかけとなることが期待されます。
9月24日から開始された公文式の教室には、文字の読み書きができない人から、簡単な計算ができる人まで、コーヒー生産地の女性が集まっています。参加者の1人で、助産師としても働くベンディータさん(45歳)は「朝から晩まで畑仕事や家事、子育てなどで家から出ることはあまりありません。週2回のこの教室は気分転換にもなります」と話し、慣れないペンを握りながらも笑顔を見せるようになってきました。
これからクリスマスまで、毎週2回の勉強の機会を設け、四則計算ができる学力を身につけることを目指して、勉強を重ねます。
【公文式とは】
1958年創立。高校数学教師だった故・公文公(くもんとおる)が、小学2年の長男に自習形式で学べる手作り教材を作成したものが原型。教材は下降方式に考えられており、高校数学習得に必要な代数計算に絞り込んだ内容を学年や年齢に関係なく、個々の力に応じて学べる。教材の例題やヒントを手がかりに自ら学習するため、学校で教わっていない内容の学習も可能。現在、英語と国語の教材もあり、国内に17600教室。世界45の国と地域(日本含む)に広がり、学習者は全世界で409万人(2007年8月度)。
ニュースリリースに関するお問い合わせ先:
特定非営利活動法人 ピースウィンズ・ジャパン 広報担当
TEL:03-5304-7492 FAX:03-5304-7342
pr@peace-winds.org
※教室の写真、提供できます。ご連絡ください。





