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ピースウィンズ
・ジャパン(PWJ)では、多くの方にPWJの活動を知っていただくため、ニュースリリース(プレスリリース、報道資料)を発行・発信・配布しています。掲載しているリリースの内容は原則として発表時点での情報ですので、活動内容や、組織・スタッフ名などがすでに変更されている場合があります。リリースは、報道関係者のみなさまにも広く発信しているため、報道に関する依頼・注意事項などが含まれている場合があります。あわせてご了解ください。

ピースウィンズ
・ジャパン ニュースリリース
2004.03.05 シエラレオネ、東京

シエラレオネの難民キャンプに文房具を
企業とNGOの協働プロジェクト
日本鉛筆工業協同組合、有隣堂、DHLジャパンの協力のもと、NGOピースウィンズ
・ジャパンが運営する2つの難民キャンプに、待望の筆記具が届くことになりました。このキャンプはシエラレオネの内陸の都市ボーにあり、隣国リベリアからの難民、約11,000人が生活しています。
それぞれの企業/団体が、それぞれの専門性をいかして、子供たちへの支援を行います。
筆記具は日本鉛筆工業協同組合が、ノートは有隣堂がそれぞれの業界に働きかけて確保。大量に集まった物資の輸送は、DHLジャパンがエアエクスプレスのネットワークを駆使し、迅速に空輸します。ピース
ウィンズ・ジャパン(PWJ:東京都世田谷区)はこれらの文房具を、シエラレオネの難民キャンプで子供たちに配布します。
・日本鉛筆工業協同組合:鉛筆・色鉛筆 約65,000本、 消しゴム 約4,400個などを提供。
・有隣堂:ノートブック 約1,600冊、消しゴム 約600個 などを提供。
・DHLジャパン:PWJ東京事務局からPWJシエラレオネ・フリータウン事務所までの国際輸送を提供。
筆記具は3月9日(火)にPWJ東京事務局より発送、約4日でシエラレオネに到着、3月中には難民キャンプの学校に通う子供たちの手元に届く予定です。
文房具がない難民キャンプの学校
PWJがシエラレオネで運営する2つの難民キャンプに暮らす子供(18歳未満)は約5,000人。5歳以上の子供のほとんどが、キャンプ内あるいは村の小・中学校に通っています。しかし、国際社会からアフリカへの支援予算が削減され続けるなか、特に子供の教育への支援はその犠牲にされています。難民キャンプだけでなく、シエラレオネの学校にはノートや鉛筆、消しゴムなど、勉強するのに必要な基本的な文房具も十分になく、ビニール袋に1〜2枚の紙を入れて大事に持ち歩き、消しゴムで消しながら何回も使う、という状況です。また、筆記具は国内で生産できないため輸入に頼らざるを得ず、入手は容易ではありません。PWJでは、子供たちに文房具を届けたいと思いながら、購入と輸送の費用が問題となり、実現できませんでした。
日本の文房具事情
日本では、十分に使用できる鉛筆も、使用されないまま、やむを得ず廃棄される場合があります。これは、鉛筆に模様や広告主の名前などをプリントする際に、必ずいくらかの予備分が発生するためです。鉛筆生産者たちからなる日本鉛筆工業協同組合では、このような余剰鉛筆を、何とか不足している地域の子供たちの役に立てたいと思いながら、受け入れ先や輸送費などが問題となり、実現できませんでした。
また、書籍と文房具の小売店である有隣堂では2003年夏より、PWJへの協力の一環として、9店舗の店頭に募金箱を設置してきました。今回は専門分野のひとつであるノートの収集について、広く製造企業に声をかけました。
人道支援における国際輸送の重要性
人道支援活動において、ロジスティクス(物資の物流、管理)は非常に重要な要素です。たとえばPWJの支援地域には紛争地や被災地などもあり、生活物資はもちろんのこと、教育物資や医療品などが極端に欠乏していることが多いからです。PWJではできる限り、支援物資を現地で調達していますが、現地で容易に入手できないものについては外国での調達・輸送の必要が生じます。
しかし外国での物資調達にも、輸送ルートの確保、通関の問題、時間の制約、多大な輸送コストなど多くの課題がともないます。PWJが通常、物品による寄付よりも金銭的サポートを呼びかけているのも、こうした背景があるからです。DHLジャパンのように、PWJの支援地域はもちろん、世界のほとんどの地域を網羅する広いネットワークを有する世界最大規模の国際物流企業の協力は、人道支援における新しい可能性を提示するものといえます。
PWJは、この支援事業により、難民キャンプの子供たちに文房具を届けるだけでなく、注目の集まりにくい西アフリカの現状を、ひとりでも多くの方に知っていただきたいと考えています。また今後も、NGOと企業の連携に力を入れていきます。
【関係団体の概要】
・日本鉛筆工業協同組合 http://www.pencil.or.jp
大正元年(1912年)に設立。全国の鉛筆製造業者で結成された組合。青年部はコミュニティー活動など、さまざまな社会貢献に積極的に活動を行っている。
・株式会社 有隣堂 http://www.yurindo.co.jp
明治42年(1909年)創業。神奈川県を中心に約30店舗を展開し、書籍、OA機器、文房具等の販売、および出版事業を行う。東京、横浜の9店舗では、募金箱を設置しPWJの支援活動への協力を行っている。
・ディー・エイチ・エル・ジャパン株式会社(DHLジャパン) http://www.dhl.co.jp
世界最大規模の国際物流企業DHLの日本法人。日本で初めてのエアエクスプレスとして1972年にサービス開始。ビジネス書類から航空貨物までを、世界220以上の国・地域に、ドア・ツー・ドアで、安全・確実・スピーディに輸送するエアエクスプレス・サービスを実施。
・特定非営利活動法人 ピースウィンズ
・ジャパン(PWJ) http://www.peace-winds.org
1996年より世界各地で緊急人道支援、復興・開発支援を続けるNGO。シエラレオネでは2001年より、シエラレオネ帰還民およびリベリア難民を支援。同国内に8つある難民キャンプのうち2つを運営し、11,000人以上の生活を支えている。

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ニュースリリースに関するお問い合わせ先:
特定非営利活動法人 ピースウィンズ
・ジャパン 広報担当
TEL:03-5451-5406 / FAX:03-5451-5401 / pr@peace-winds.org
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