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ピースウィンズ
・ジャパン(PWJ)では、多くの方にPWJの活動を知っていただくため、ニュースリリース(プレスリリース、報道資料)を発行・発信・配布しています。掲載しているリリースの内容は原則として発表時点での情報ですので、活動内容や、組織・スタッフ名などがすでに変更されている場合があります。リリースは、報道関係者のみなさまにも広く発信しているため、報道に関する依頼・注意事項などが含まれている場合があります。あわせてご了解ください。

ピースウィンズ
・ジャパン ニュースリリース
2004.09.13 イラク、東京

来日中のイラク難病児の治療経過と
イラク支援緊急報告会のご案内
NGOピースウィンズ
・ジャパンでは、先天性の心臓病に悩むイラクの子ども2人を日本に招き、東京都内の病院で治療(根治手術)を実施しています。2人とも手術をすでに受け、術後の経過も順調です。
PWJではまた、9月16日(木)この子供たちに同行しているイラク人医師らを報告者に、イラク医療の現状をさぐる緊急報告会を下記の通り開催します。子供たちの治療、経過と合わせ、事前の告知及び当日の取材等ご協力いただければ幸いです。
ピースウィンズ
・ジャパン(PWJ;大西健丞・統括責任者、本部=東京都世田谷区)は、イラクやアフガニスタン、東ティモールなど、世界9カ国で支援を続けるNGO(非政府組織)です。
イラク支援活動報告会「イラク医療の現状と課題」
日時:9月16日(木) 午後6:30〜午後8:30
会場:東京ウィメンズプラザ・ホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
JR・地下鉄渋谷駅 徒歩12分 / 地下鉄表参道駅 徒歩7分
主な報告者:
PWJイラク人スタッフ バクティアル医師、サディ医師
PWJイラク駐在スタッフ 豊岡正道
元PWJスタッフ 神谷保彦医師
熊本日赤病院 鈴木隆雄医師
米NGO Washington Kurdish Institute Mike Amitay
言語:日本語(一部、英語から日本語への通訳あり)
参加費:600円(資料含む、会員・ボランティアは500円)
長年、紛争や経済制裁下にあったイラクでは、社会基盤の整備が遅れています。なかでも保健医療システムの未整備は早急に解決を迫られる問題で、病院機能や医療機器などハード面での改善とともに、医療技術などソフト面での態勢向上が急務となっています。
PWJでは、イラク国内で、PWJスタッフとして困難な状況下で医療支援活動を継続してきたイラク人医師2人の来日を機に、イラク医療の現状と課題を探る報告会を企画いたしました。
報告会では、イラク人医師のほか、イラク駐在のPWJ日本人スタッフや、イラク戦争中・戦争直後に支援と調査にあたった日本人医師らが、イラク北部におけるイラク戦争前から現在までの医療状況を説明。日本をはじめとする国際社会による支援のあり方についても考えます。また、イラクから心臓病治療のために来日中の子ども2人の術後経過報告も行います。
来日中のイラク難病児の経過
【来日中の患者】
Madeena Mahmood Ahmed
イラク北部 ドホーク県在住 (国内避難民キャンプで生活)
2.ハウカー・ムハメッド・アブドゥルカディール君 (7歳、男子)
Hawkar Muhamed Abdul-qadir 男子
イラク北部 スレイマニア県在住
【来日治療の経緯】
PWJは1996年の設立当初から、イラクにおいて医療支援活動を続けています。活動地域はイラク北部のクルド人自治区内に限定されていましたが、2003年のイラク戦争終結後、モスル、キルクーク、バグダッドなど中南部にも活動範囲を拡大しました(バグダッドでの活動は現在、休止中)。支援内容は当初、無医村での巡回診療を中心としたものでしたが、イラク戦争直前からは緊急用の医薬品・医療機器の配備を行い、戦争後は破壊・老朽化した医療施設の再建、医療機器の提供などを続けています。現在も治安が悪化するなか、イラクでの支援活動を続けています。
こうしたなかPWJは、イラク医療支援を拡大・強化するため、イラク医療支援の実施を計画していた日本医師会に協力を要請しました。これに対し、日本医師会より、医療面でのイラク復興支援の取り組みに理解・賛同が得られ、支援を受けることとなりました。
PWJは、イラク国内において医療水準向上の気運を高めることも考慮し、イラク国内では治療が難しい先天性の心臓病(ファロー四徴症<しちょうしょう>、またはファロー四徴候;英語名TOF=Tetralogy
of Fallot.)とみられる2人を日本に移送し、根治手術を行う計画を策定しました。
【患者の経過】
8月27日に来日した2人は、8月30日に順天堂大学医学部順天堂医院に入院。その後、マディーナは9月4日に、ハウカーは9月8日に手術を受けました。術後の経過は良く、マディーナは既に退院、ハウカーは近日中に退院の見込みです。
【ファロー四徴症とは】
ファロー四徴症は心室中隔欠損症、肺動脈狭窄、大動脈右室騎乗、右室肥大を四徴とする疾患。左右心室間で動脈血と静脈血が混合するためチアノーゼ(低酸素血症)などの症状が出る。治療法は心臓手術しかないが、日本などではかなり一般的で、2歳前後の時期に手術を行って完治する。イラクには心臓手術をできる病院がほとんどなく、症状を抑えるために薬を処方することしかできない。

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ニュースリリースに関するお問い合わせ先:
特定非営利活動法人 ピースウィンズ
・ジャパン 広報担当
TEL:03-5451-5406 / FAX:03-5451-5401 / pr@peace-winds.org
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