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リベリア

教育復興へ学校給食も支援

給食にうれしそうな子どもたち

給食にうれしそうな子どもたち
(C)Peace Winds Japan

学校ができても子どもたちが学校に出てこないこともあります。農作業や水くみに駆り出されてしまうためです。教育復興を進めるためPWJは2006年9月から学校給食用の食糧の配布を行っています。

学校ではこの食材を使って給食を調理し、子どもたちに提供。「学校へ行くと勉強を教えてもらえるだけでなく食事も出してもらえる」と、さらに多くの子どもが学校に来ることを期待しています。子どもたちは顔じゅうに小麦の粒をつけながら、給食をほおばっています。

高等専門学校の修復が進行

人材育成のためPWJは、ロファ州にある全国でも3校しかない国立の高等専門学校の修復を進めています。学校はかつて州を代表する施設でしたが、内戦の後期にほとんどの建物が破壊され、現在は一般教育コースの授業のみが幼稚園と教会を使って行われ、職業訓練コースは閉鎖されたままです。

第一期の事業では一般教育コースの教室と教員用事務所、そして給食のための食堂とキッチンを今年7月までには完成させ、9月の新学期から使用することをめざしています。その後は職業訓練コースの教室や車両整備場、図書館などの修復を計画中です。

修復の進む国立高等専門学校

修復の進む国立高等専門学校
(C)Peace Winds Japan

きれいな光景の奥にある不安

三浦真穂

(C)Peace Winds Japan

以前はモンゴルに駐在し、子どもの保護施設「ホッタイル」運営などの事業を担当していましたが、この5月、リベリアに着任しました。

赴任に先立つ4月の出張で感じたのは、リベリアの美しさでした。緑が広がり、川もあります。帰還した人たちの表情にも明るさがあります。

しかし、廃墟となった建物が内戦の悲惨さを感じさせ、住民たちは遠くの川へ水をくみに行っています。帰還直後はPWJなどの援助団体から食糧の配布もありますが、それもあと1回くらい。その後は荒れた土地で再び農地を開き、収穫を上げていかなければなりません。現地スタッフや住民たちと協力し合いながら、生活を再建するための支援をしていきたいと思っています。

三浦真穂(リベリア駐在)

※このレポートは「ピースウィンズ ・ニュース」vol.107(2007年5月号)に掲載したものを一部、修正したものです。

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