特集アフリカ

水、貧困、難民、戦争…。何とかしなければならない課題の多くがアフリカに噴き出しているようにみえます。しかし、そんな現場で活動を続けるピースウィンズ・ジャパン(PWJ)のスタッフからは、「困難な状況にあっても、人びとは未来を信じて、子どもたちや家族のために前向きに歩いています」(リベリア駐在・三浦真穂)と報告が届きます。現状は厳しくても、必ず解決の道はあります。そして、アフリカから問題解決の糸口が見出せれば、世界各地で噴出するこうした問題の解決がみえてくるはずです。

日本のNGOでは最大規模に〜PWJのアフリカ支援

日本で生まれたPWJは1996年の設立以来、イラクやアフガニスタンなどアジアや中東の紛争地・被災地での支援に力を入れてきました。その一方、設立翌年の1997年初めにルワンダに調査チームを派遣するなど常にアフリカ支援を意識してきました。

2001年にPWJとしてはアフリカで初めての支援地となるシエラレオネで活動を開始し、その後、リベリアやスーダンに活動を拡大。PWJのアフリカ支援は、国連から本格的な難民キャンプの運営を任されるなど、日本のNGOとしては最大規模のものとなりました。

2008年は、アフリカ支援が重要テーマとなる各種の国際会議が日本で開かれます。日本がアフリカ支援のカギを握る今年、PWJは重点目標にアフリカを掲げます。合言葉は「アフリカから始めよう」。あなたもぜひ、この取り組みに一緒に参加してください。

希望を胸に前進する現地の人びと

日本から遠く離れたアフリカ。民族間紛争、内戦、飢餓、貧困などの暗いイメージもあるかと思います。現在私が帰還民の再定住支援を続けているリベリアも、15年にわたる内戦の結果、国の施設、サービスは壊滅、隣国などに33万以上の難民を出しました。戦争が終わった今も、困難な状況は続いていますが、リベリアの人びとはたくましく、前向きに生きています。

「内戦中に学校教育を受けられなかったから、自分の子どもたちには教育を」と熱望して学校建設を手伝う村人たち。共同井戸を長く衛生的に使い続けるために村で担当者を決めて管理したり、貧しい老人や母子家庭のために家を建てるのを手伝ったり。リベリアをもとのように、またそれ以上にするために、みんなが努力しています。

アフリカの課題は決して小さくはありませんが、そこには希望があります。アフリカの音楽、ダンス、カラフルな民族衣装、サファリなど、明るい面も日本に届いていると思います。アフリカを身近に感じて、PWJのアフリカ支援にご協力ください。私も、明るく歌とダンスが好きな現地の人びととともに現地で活動を続けていきます。

三浦真穂(PWJリベリア駐在スタッフ)

アフリカチャリティに参加する

各種のクレジットカードがご使用いただけます。
ご賛同いただける場合は寄付口数を選択してください。

口数
一口 1,000円

お申込後にキャンセルを希望される場合は、
支援者サービス donation@peace-winds.org までご連絡ください

チャリティ参加でグラム旅行のチャンス


各国でのPWJの支援


リベリアでのPWJの支援(2004年〜)

 

 教員宿舎の完成式で
 テープカットをするPWJ三浦
 (C)Peace Winds Japan

リベリアでの支援活動は、2001年から2007年まで実施したリベリアの隣国シエラレオネでの難民支援活動をきっかけに、2004年に開始しました。

帰還民の一時滞在施設の運営と平行して、井戸の建設や住居再建資材の配布、学校再建を支援しました。2007年度は、ロファ、ボミの2州で、計1000世帯の住居支援を行ったほか、井戸33本、トイレ91基を建設。教育関連では、国立高等専門学校の再建や小学校校舎、教員用宿舎の建設を行ったほか、帰還した子どもたちが通う学校に、学校給食のための食糧を提供しました。

スーダンでのPWJの支援(2006年〜)

 

できあがった井戸の掃除をする子どもたち

 できあがった井戸の掃除をする
 子どもたち
 (C)Peace Winds Japan

20年以上続いた南北内戦が終結して難民の帰還が動き出したスーダン南部でPWJは2006年、井戸の建設や衛生事業を柱とした支援事業を開始しました。

道路状況も劣悪で資機材の輸送も難しく、技術を持った組織や業者もないなか、ジョングレイ州内で、2007年の雨期入りまでに38本の井戸を建設。2008年終わりまでにさらに約60本を建設する予定で、州内で活動するNGOのなかでは最大規模の井戸本数となっています。

井戸を引き渡したコミュニティに対しては、井戸の維持や修理に関するワークショップ(研修)を実施しているほか、トイレの建設も進めています。こうした支援により帰還した人の生活を支えるだけではなく、帰還を促進することも期待されています。

シエラレオネでのPWJの支援(2001年〜2007年)

上空から見たジミーバグボ難民キャンプ
(C)Peace Winds Japan

PWJとしてアフリカでの最初の事業地となったシエラレオネ。2001年の事業開始当初は、シエラレオネの内戦のためにキャンプで生活していた国内避難民が支援の対象でしたが、隣国リベリアの内戦の激化でキャンプはリベリア難民を受け入れることになりました。

PWJは日本のNGOとして初めてアフリカで大規模なキャンプの運営を任され、最大時3カ所、計約15000人の難民の生命と日常を支えました。一方、国内避難民が帰還した村では簡易水道や井戸の建設、教育支援を行いました。リベリア難民の帰還が進んだ結果、残った難民の支援がシエラレオネ政府系の団体に引き継がれることになったため、シエラレオネでの事業は2007年3月までにすべて終了しました。

ルワンダ現地調査(1996年)

1994年に全人口の約1割にもあたる80〜100万人もの人が虐殺されたルワンダ。その後に成立した政府が国民融和・和解を進めましたが、多くの人たちが現地の状況を憂慮し続けました。PWJは設立から1年もたたない1997年1月、帰還難民の支援も想定して現地にスタッフを派遣し、調査や関係者との協議を行いました。

 

2008年は「アフリカの年」〜日本で開かれる重要会議

第10回アフリカパートナーシップフォーラム <4月7〜8日、東京>
2003年のエビアン(フランス)サミット議長総括に基づいて発足し、年に2回聞かれているアフリカ開発に関する国際的フォーラム。

第4回アフリカ開発会議(TICAD IV) <5月28〜30日、横浜市>
日本が国連、世界銀行と共同で開催する、アフリカ開発をテーマとする国際会議。約40カ国が参加し、元首級も多数出席する予定。北海道洞爺湖サミットの関連会合とも位置づけられている。

北海道洞爺湖サミット <7月7〜9日、北海道>
日、米、英、仏、独、伊、加、露8か国の首脳とEUの委員長が参加。第4回アフリカ開発会議の成果をつなぐとともに、2015年までのミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けたメッセージを出すことが主要テーマとなっている。

特集記事-このコーナーのメニュー

 

このページの先頭へ

あなたができる支援
たとえば3,000円でできること
寄付をする
ブックキフ(本を寄付する)
サポーターになる
ピースウィンズ
・ショップ
わたしならこんなこと

PWJ volunteer

ピースウィンズ
・ショップ

メールマガジン

平井礼子のアフガニスタン便り

PWJ統括責任者 大西健丞 ホームページ

スタッフブログ

Jwordクリック募金