PWJはアフガニスタン支援を続けます
アフガニスタンでの支援活動中、事件に巻き込まれ、志半ばにして命を落とされたNGOペシャワール会の伊藤和也さんに心からの哀悼を捧げます。
PWJは2001年にアフガニスタン北部での活動を開始し、現在は日本人駐在スタッフ1人、アフガニスタン人14人の体制で支援を続けています。PWJの活動地域の治安状況には大きな変化がみられないこともあり、今後も日本人が駐在する形で支援を続けていきたいと考えています。
PWJは、そのモットーに「必要な人びとに必要な支援を」を掲げています。リスクを極限まで下げる努力を積み重ね、現地スタッフを含めた要員の安全確保を最優先にしながら、必要な人びとに必要な支援を届ける努力を続けていくことがPWJの重要な役割です。
アフガニスタンの復興が進み、住民の生活が安定することが、ひいては暴力によって事態を解決しようという考え方が広がることを防ぐとも考えています。
こうした思いのもと、PWJはアフガニスタンでの活動を続けていきます。
アフガニスタンでのPWJの取り組み
| 被災民・避難民緊急支援 | 2001.09〜2002.03 |
| 学校修復 | 2002.02〜2005.03 |
| 橋・道路建設 | 2002.02〜2005.10 |
| 女性支援 | |
| 養蚕 | 2002.03〜2007.04 |
| 養鶏 | 2002.03〜2005.05 |
| 刺繍・裁縫 | 2005.06〜2007.04 |
| 成人識字教育 | 2002.05〜2007.04 |
| 農業支援 | |
| 種子・苗木配布 | 2002.05〜(継続中) |
| 小麦・肥料配布 | 2003.02〜2004.08 |
| 果樹園整備 | 2003.11〜2006.08 |
| 農業圃場整備 | 2006.11〜2007.08 |
| 水支援 | |
| 井戸・貯水槽建設 | 2002.03〜2007.11 |
| 水資源調査 | 2003.03〜(継続中) |
| ダム建設 | 2003.07〜2005.03 |
| 緊急給水 | 2004、2006、2008 |
緊急集会でPWJ山元が発言
「アフガン日本人殺害」緊急集会(DAYS JAPANなど主催)が9月4日、東京都内で開かれ、PWJからは2008年7月まで現地に駐在していた山元めぐみが参加し、現状などを話しました。
メディアなどで治安悪化が強調されていることに関連して山元は「必ずしも日本人が狙われているわけではない」「地域によって治安の状況は大きく違う」などと報告しました。
メディア掲載報告アフガニスタン情勢に関連して、多くのメディアでPWJの活動やスタッフの発言などが伝えられました。報道・出演のあった主なメディアは次の通りです。
朝日新聞(8月27日)、毎日新聞(8月28日)、東京新聞(同)、産経新聞(同)、共同通信(9月1日)、フジテレビ「とくダネ!」(8月28日)、同「めざましテレビ」(9月5日、山元めぐみ)、TBSニュースバード「ニュースの視点」(9月3日、児島淳)、NHKBS1「きょうの世界」(9月12日、山元めぐみ)、TOKYO FM「クロノス」(8月28日、明城徹也)、「DAYS JAPAN」(10月号)
「写ルンです」で素顔のアフガニスタンを

先入観というフィルターをできるだけ通さずに、実際のアフガニスタンを日本の人に感じてもらうにはどうしたらいいだろうか−。私がアフガニスタンで日々見ている光景を「写ルンです」で撮影しようと考えたのは、日本で一般的に捉えられているアフガニスタンのイメージと、私が現地で感じている感覚との違いを埋めてみたいと考えたからでした。もっといえば、私の目を通すことも一種のフィルターになってしまうと思ったのです。そこで、カメラを直接現地の子どもたちに渡し、彼らの目で現地の様子を撮ってもらおうと思ったのです。
日本の家庭にならどこにでもある家族のアルバム、そこにはきっと、長い時間をかけて積み重なった喜怒哀楽が記憶されているはずです。アフガニスタンの子どもたちが撮影した写真によって、彼らの家族写真の1ページを垣間見ることができたような気がします。
児島淳(PWJアフガニスタン現地事業責任者)
Water Planet 2008報告
「チェンジ・ウォーター! 〜水をえらぶくらし〜」をメインテーマに、水について考えるきっかけづくりを提案するイベント「Water Planet 2008」が8月1日から9月15日まで東京の渋谷・青山・原宿エリアなどで行われました。「Think the Earthプロジェクト」主催のこのイベントに、PWJも特別協力とかかわりました。
東京・青山では「アフガニスタンの子どもたち」写真展が行われ、アフガニスタンの子どもたちが撮影した写真約40点を展示しました。9月6日には会場内で、「ピースウィンズ・ジャパンが見たアフガニスタン」スライドトークイベントが行われ、PWJ山元めぐみが現地に駐在しながら感じたことなどを話しました。
イベントの一環として9月15日には、朝日新聞社主催のシンポジウム「Sustainable Japan2008」が開かれ、PWJ代表理事の大西健丞がPWJが各地で続けている水に関する支援や水を取り巻く状況について説明しました。
※このレポートは「ピースウィンズ ・ニュース」vol.113(2008年11月号)に掲載したものを一部、修正したものです。
- 特集記事一覧
- Vol.10:前編|後編
平和の水をアフガンに -主役は「草の根観測網」- - Vol.09:
水のプロ、再始動-アフガニスタンで水調査続行- - Vol.08:前編|後編
信頼に応える支援-PWJが緊急支援で守るもの- - Vol.07:前編|後編
アフガンのリアル -苦難も、渇きも、喜びも- - Vol.06:
アフリカから始めよう
2008年は「アフリカの年」〜現場からのメッセージ - Vol.05:前編|後編
戦乱の地に安息を -危機続くイラクでの活動- - Vol.04:前編|後編
独立5年後の果実 -コーヒー産地・東ティモールはいま- - Vol.03:前編|後編
地表下15mの恵み -リベリアでの水支援- - Vol.02:前編|後編
故郷の村に井戸を -スーダン支援事業が本格始動- - Vol.01:前編|後編
終わらない水不足 -アフガニスタンの現実-

















