国際協力フェスティバル2003
(2003年10月4〜5日@日比谷公園
主催:国際協力フェスティバル2003実行委員会)
国際協力フェスティバルは、外務省が協力、JICAやJANICなどが共催し、より多くの方に国際協力への理解を深めてもらい、国際協力への参加を広める目的で行われます。毎年、10月6日の「国際協力の日」に合わせてその日の前後の土日に、比谷公園で行われます。日本の政府機関や各国の大使館やNGOなど約200団体が参加します。来場者は3、4万人に上る、とても大きなイベントです。2003年、PWJはこのイベントに活動紹介を行う「一般ブース」とコーヒーやコーヒーケーキを販売する「飲食ブース」を出しました。30人あまりのボランティアさんで取り組みました。
【PWJ2003年ののテーマ】
「Love〜咲かせよう、笑顔の花を!」。これが、今年のPWJのテーマでした。家族、友達、恋人を愛する気持ちを、世界中の支援を必要としている人々に、ボランティア活動や募金を通じて伝えることによって、それらの人々に笑顔の花が咲くと思います。そして、その笑顔の花が咲いたことを想像することによって、僕たちも、笑顔になるのではないでしょうか?このテーマを基に、スタッフとボランティアが一丸となって、準備を進めました。
【花の種】
花の種企画は、募金して頂いた方に、花の種を差し上げました。この企画には、この種を蒔き、花が成長するのを見て、国フェスに来て「国際協力をしよう」と思った気持ちを忘れないで欲しいという想いを込めました。たくさんの花が、また、笑顔の花が咲いて欲しいと思います。
【ピースバルーン】
ピースバルーンは、去年に引続き子どもを対象に行いました。子どものご両親から募金を頂き、子どもたちには風船を差し上げました。PWJのブースに訪れた子どもたちには風船によって、支援地域の子どもたちには、頂いた募金を生かした支援によって喜んでもらえるよう想いを込めたプロジェクトです。なかには、1個では満足せず、2個、3個とせがむ子どもたちもいて、大反響でした。
【チャリティーCD】
今回は、クッコケッチーナさんというアーティストの方から平和への願いを込めたチャリティーCDをご提供頂き、そのCDの無償配布を行いました。受け取った方々には「CDを無料でもらえるの?」と驚かれてとても反響があり、たくさんの募金をいただきました。ご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
【テント内展示】
活動紹介のパネルでは、イラク、アフガニスタン、東ティモール、インドネシア、シエラレオネの5地域にスポットをあてて、展示を行いました。来場者の方は、スタッフの説明に熱心に耳を傾けておられました。今回は、ボランティアの活動紹介パネルも展示したため、一目でPWJで出来るボランティア活動をお伝えすることができました。また、支援地域の子どもたちが書いた絵も展示しました。各地域特有のモチーフやカラフルな色使いに、多くの方が目を止めて、感心していました。一般ブースでは、その支援地域の子どもたちが描いた絵をプリントしたTシャツや、子どもたちの笑顔、アフガニスタンのバラなどを載せた絵はがきや毎年好評の2004年度版のカレンダーを販売しました。たくさんの方にお買い上げいただきました。
【メッセージカード】
メッセージカードの企画は、好評をいただいた去年に引き続いてのものです。来場者の方々に1枚いちまいハートにかたどったカードをお配りし、国際協力についてのメッセージを書いていただきました。これには1人1人の問題意識を高めるきっかけにしていただければという想いが込められています。たくさんのカードを集めて、今回のテーマでもある「花」を咲かせました。カラフルな花が咲き、とてもきれいでした。
来場者の方々が書いて下さったメッセージの一部を紹介します。
・ 世界中笑顔いっぱいなりますように
・ 子どもがみんな笑顔になりますように
・ 人の気持ち、自分の気持ち大切にしよう
・ できることからひとつずつ
・ みんなで力をあわせて世界を平和にしていきましょう
・ みんなが私たちみたいに幸せになりたいね
・ たくさんの人が学びの場を得ることができますように
・ やさしい気持ち忘れないで
・ 隣の人を思う小さな思いやりが世界中の人をハッピーにする
・ 知ることって大事だなぁ。知らないことってコワイことだなぁ。知らない国の知らない人たちのパワーにびっくり!
・ みんなが幸せになれるように。うちの庭にサポナリアをいっぱい咲かせます
【飲食ブース】
飲食ブースでは、PWJオリジナルのピースコーヒー(東ティモール産とグァテマラ産)のコーヒー豆とそれらをブレンドしたコーヒー(アイス、ホット)とコーヒーケーキを販売しました。また、フェアトレードやピース コーヒーの説明も行いました。お客さまに、ご購入いただいた商品が支援につながることをお伝えしたことで、「ただのケーキじゃないのね」とさまざまな形の国際協力についてより理解していただけました。飲食ブースも、一般ブースと同様に、スタッフとボランティアが一丸となって、取り組みました。スタッフの方の手馴れたコーヒーの入れ方を見て、ボランティアも積極的に、呼び込みと販売を行いました。スタッフとボランティアがお互いに協力しながら行ったので、ブース内は、終始活気のある雰囲気でした。
【みなさんへ】
今回、僕たちの蒔いた種<PWJの活動紹介>が、元気のいい芽<来場者の方が、国際協力に何らかの形で参加>を出し、世界中に笑顔の花<支援を必要としている方が笑顔になる事>を咲かせることが出来たら、嬉しい限りです!皆さんの、「国際協力への一歩」を期待します。もちろん、私たちもこのイベントを通じて築いた団結力で、これからも自分たちのできる活動をしていきます。
(今回、一般ブースで中心になって頑張った学生さんです!!)
僕にとって、今回のイベントは特別なものでした。それまでのボランティア活動では、スタッフからの頼まれた事をしたり、既に準備が整ったイベントのお手伝いをしていたのとは異なり、準備の段階からイベントに携わることができたからです。「僕にでも、できるのかな?」「うまくいかなかったら・・・。」などと、不安になりました。でも、これを乗り越えれば、ある種の自信や充実感が得られるのでは、と単純だけど、前向きな気持ちで望みました。 予想通り、始めは問題山積でした。ボランティアはあまり集まらないし、企画もなかなか、まとまらない・・・。不安は募るばかり・・・。でも、スタッフの方の協力を得たり、いろいろな人に声をかけたり、再度メールで募集をしたりして、結果的に、たくさんの人が集まりました。一安心。その後は、各企画の役割分担も決まり、順調に進みました。作業を夜遅くまでやり、終電で帰った日もありましたが・・・。手間のかかる作業も土日にもかかわらず、みんなで分担してやって、チームの団結も深まりました。中には、忙しいにもかかわらず、夜遅くまで作業した人もいて、本当に多くの人で協力し合いました。感謝。感謝。おかげで、準備は整いました。 そして、国フェス当日。緊張。澄み渡る青空の下、天気にも恵まれました。それぞれのブースに活気がありました。PWJでは、活動紹介を行う「一般ブース」とコーヒーを販売する「飲食ブース」を出しました。一般ブースでは、スタッフが丁寧に支援活動を説明したり、グッズを販売したり、ボランティアが大きな声で呼び込みを行ったり、ボランティア活動の説明を行ったり、募金を募ったりしました。スタッフが行うPWJの活動の説明を熱心に聞く方、鋭い質問をする方、ボランティアをしてみたいという方、オリジナルグッズを買っていただいた方、募金をしていただいた方など、年齢、性別を問わず、たくさんの方にブースに来ていただきました。メデタシ!PWJの1人1人がベストを尽くしたことにより、大盛況のうちに幕を閉じることができました。バンザイ!反省点も残りましたが・・・。来年改善!
国フェスを通じて、たくさんの方と世代を超えて助け合ったり、仲間と協力することの大切さ、すばらしさを再認識したり、自分に欠けている点に気づいたり、充実感を得たりなど、多くの貴重な収穫がありました。今後にも生かせる、本当にいい体験になりました。国フェスに協力してくださった皆さんに、心から感謝します。これらの体験は、僕が、不安を抱きながらも、前向きに考え、チャレンジしたからこそ、得られたものだと思います。今後も、いろいろな事にチャレンジし、さまざまな体験をしていきたいと思います。 「無」からは、何も生まれないと思います。この文章を読んでくれている方で、「ボランティアをしてみたい。」、「国際協力にちょっと興味がある。」と思っている方がいましたら、ためしに、PWJでボランティアをしてみませんか?同じような気持ちを持ったボランティアと話をしたり、さまざまなバックグランドを持ったスタッフの方や実際に海外で支援を行ったスタッフの方と話すことによって、お互いに刺激され、いい体験になると思います。あなたの参加をお待ちしています。
(今回、飲食ブースで中心になってに頑張った方です!!)
ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)のボランティアを始めて4ヶ月目に入ろうとしています。国際協力の現場を少しでも知りたくてPWJの門をたたいた時のことが鮮明に思い出されます。国際協力の「こ」の字も知らない、ただ興味があって「何かしてみたい」、けど、「何かできるかな」と直前まで迷っていました。そう、緊張と好奇心でいっぱいでした。入ってみるとPWJのスタッフは、どなたも大変気さくで、どんな質問にでも真剣に答えていただき、自分のどんなところもボランティアとして生かせるということを教えてくれました。国フェスはとくにボランティア中心で活動できるということで当初から積極的に参加したいと思っていました。
国フェスの最初の会議で、今年の大体のコンセプトを聞いて、その中で、「コーヒーを扱う飲食ブースで、コーヒーショップでのバイト経験を生かせるのは」と感じ、後日飲食ブースを担当させてもらうことになり、出来る限りの力を注ごうと思いました。実際にPWJのスタッフからフェアトレードやこの仕事に行き着いた経歴などの話を伺うことも出来たりして、貴重な体験をすることが出来ました。企画案を会議で提案すると、どんどん他のボランティアの方々が自主的にこれは私がやりたいです!と予想した以上の回答と結果を返してくれました。そのときボランティア精神とは何かを少し垣間見た気がしました。初対面のメンバーが多く、年齢も、バックグラウンドも異なる人々が、共にPWJの国際協力活動に共感して、自身もそれを通じて「何かしたい」と思い、参加する。それは、こんな形で表れるのだと胸が熱くなりました。みんな学校や会社が忙しいにもかかわらず、試行錯誤をし、お互いに助け合いながら、準備を進めました。いつもより忙しいのに生き生きとしてしまう自分がいておかしくてたまりませんでした。
話し合いを進めるうちに、今回は、「和風の感じを出そう!」ということになり、週末集まってはみんなでカップに和紙の切れ端を一つ一つ貼り、和風の店看板や和紙を使ったメニューを作成したりしました。また、家が遠かったり、多忙で頻繁に参加できないなど、どんな条件の人でも当日販売員となれるように飲食ブースマニュアルをメールで送り、より多くの人が負担なく、参加できるようにしました。
さあ当日です!「もうやるっきゃないだろ−」と思い、向かった日比谷公園は、期待以上にさわやかな朝の空気に包まれていて、イベントに向けて準備をする人たちの真剣な面持ちにわくわくする気持ちを抑えきれずにいました。天気がよいのも手伝って、10月にもかかわらず、一日半袖でも平気でした。お客さんは商品への意識の高い方が多く、ピースコーヒーについて説明すると、よりPWJの活動にも興味を持ってくれる事を感じました。一杯のコーヒーからたくさんの世界が広がっていきます。ボランティア活動のこと、フェアトレードのこと、PWJの活動、地球環境のこと、コーヒーにまつわる産地の歴史・文化・作り手・現状など、買い手に伝え、共有することは多岐に渡っていました。例えば、「中学生くらいの子がどうやって自分は参加できるのですか?」と尋ねる眼差しや、コーヒーの説明を食い入るように聞いてくれる姿勢には正直驚きました。イベントの感想は、「ボランティアを始めた頃はこんなに国際協力に携わっている人々、興味をもっている人々が日本に存在していたなんて想像もしなかった!」ということ。他の団体の活動について、スタッフから生の声で聞くことでリアリティーを感じ、自分の中で大きな収穫になりました。また団体の一員として参加することで、イベントへの思い入れがあり、参加すればするほど達成感と楽しさを感じました。活動の帰りにボランティアとスタッフとで飲んだお酒は本当においしかった!何よりみんなの顔がよかったです! このような活動に参加させてもらい、本当にありがとうございました。 |