第28回世田谷区民祭り
(2005年8月6日・7日@馬事公苑 主催:世田谷区民まつり実行委員会)
イベント概要

「ふるさと区民祭り」は、「世田谷区」で共に暮らす人びとに、人と人とのつながりや、地域に対する愛着を持つようにと世田谷区が主催するイベントです。その歴史はなんと28年!来場者数は4万人を誇るビッグイベントです。参加団体は世田谷区内の市民団体を始め、区と交流の深い全国の自治体も出展し、各地のご当地名物を販売する物産ブースが並びました。また、有名人によるコンサートや地元の自治会による「おみこし連合行進」も見ものでした。
  
ピースウィンズ・ジャパン(以下、PWJ)では、世田谷区内に事務所を構えるNGOとして、より地域の方がたに団体の活動を知っていただくため、イベントに参加。イベントの準備は、スタッフの協力を得ながらボランティアが主体で進めました。このイベントの来場者には親子連れが多いため、大人はもちろんのこと、小さな子どもたちにも身近なことから国際協力に触れてもらいたいと、民族衣装を使った写真撮影とパネルによるPWJの支援地域の食文化を紹介しまた。写真の背景には、PWJのスタッフで画家でもあるスミコさんが彼の故郷、イラク北部の旧クルド人自治区の自然風景を描いた絵を使いました。お客様には、珍しい機会!と大変好評でした。

  
また、ピースコーヒーやモンゴル岩塩などオリジナルグッズの販売も行いました。商品のセールスポイントを説明すると、お客様は納得してお買い上げくださったように思います。中には、すでにPWJの商品を愛好している方もいました!
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ボランティア体験談 その1(社会人 男性)
【PWJでボランティアをはじめる】
私は以前から国際協力に興味があり、自分ができることを探していました。そんなときにPWJのボランティア活動に出会いました。登録・オフィスツアーを経て、念願のデビュー。求職中のために始めは週1回の平日だけでしたが、ボランティアのみなさんの人柄や、スタッフとの懇談会などを通じて国際協力について学べる機会があり、事務所に足しげく通うことになりました。
【イベントの準備】
そんな中、「ふるさと区民祭り」の企画が登場し、「民族衣装写真館」と「活動紹介の展示」をすることに決定。教師という前職の経験を生かせると思い、デビューわずか1ヶ月で気軽に実行委員長を引き受けてしまいました。スミコさんに背景用の巨大壁画をお願いし、順調に滑り出したかと思われましたが、協力してくれるボランティアがなかなか集まらず、企画自体に無理があったのかと悶々とする日もありました。まさに独り海外駐在員状態。コアボラの根本さんと芝田さんにアドバイスをもらい、なんとか人手はそろったものの、的確な指示が出せないまま残り1週間。他のコアボラの皆さんからのサポートを受け、なんとか本番に間に合わすことができました。
【イベント当日】
イベント当日は、さすがPWJのボランティアだけあって、猛暑にもかかわらず率先して大きな声で呼び込みをしたり、大人用の衣装を子供用にうまくアレンジして着付けしたり、自分の担当以外の仕事もにっこり笑顔で引き受けてくれました。次回は、より国際支援をもっと前面に打ち出すことで、企画に参加した人が支援に参加したという認識を感じ、支援活動に参加するきっかけを与えられる企画にしたいと思いました。ボランティアの一人一人の力は決して大きくはないし、考えやスタンスも違うけど、国際協力と同様にみんなの力を結集することで、成し遂げられたイベントでした。希望的観測ながら、初めて民族衣装に袖を通した、何人かの子供たちが、将来国際協力に関心を向けてくれたら、とてもうれしいです。
このページのトップへ戻る ボランティア体験談 その2(社会人 女性)
「民族衣装を着て、写真を撮ってみませんか!」
そう呼びかけられて、あなたはどんなことを感じますか?
私はPWJでボランティアを始める前、他のイベントで国際支援団体が同じような企画をしている際に呼びかけられ、躊躇してしまいました。なんとなく子供だましのように感じ、本当にちゃんとした支援を行っているのだろうかと少し疑わしく思いました。そのため、今回初めて自分が呼びかけの側に立つことになり、正直なところ最初は少し戸惑いがありました。
当日はまずブースの前でパンフレットを配りながら、道行く人に呼びかけ続けました。天気が良く、とても暑い日だったため、お客様を呼び込むのも一苦労。それでもたくさんのお客様に立ち寄っていただきました。日常ではあまり見かけないかわいらしい衣装に惹きつけられたお子様連れの家族やクラブの仲間同士が多く、楽しそうに写真撮影に参加してくれました。
その中で、私はとても印象に残った女の子がいました。彼女はアフガニスタンの衣装に袖を通すと、とても嬉しそうに鏡に映った自分の姿を見ていました。そして写真を撮り終えると、この衣装はどこの国のものなのか、その国はどこにあるのかを尋ね、忘れないようにと何度も「アフガニスタン」という言葉を口にしていました。私はアフガニスタンでの支援活動が書かれたパンフレットを手渡し、続きを自分で調べてみてと伝えると大きくうなずいてくれました。私はその女の子を見て、自分が興味を持ち始めたころのこと、それから知識を得ようと勉強したこと、その過程で出会った人たちのことを思い出し、少し嬉しくなりました。
PWJの活動を広める上で、支援活動にあまり関心のない人の興味を引くのはとても地道な作業です。急に活動を説明されても面食らってしまいます。そのため、いかに活動を伝えるか、ボランティアも日々試行錯誤しているように思います。活動を振り返ると、この女の子のように、イベントを通して一度興味を持ってもらえれば、あとはじっくりと団体に関心を抱き、自分の参加する場所を見つけて行ってくれればいいなと思います。私はボランティア活動を通して、得た情報を発信する楽しさも加わり、他のボランティアさんたちと楽しく活動を続けています。
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