第29回世田谷ふるさと区民祭り

    (2006年8月5日・6日@馬事公苑 主催:世田谷区民まつり実行委員会)

イベント概要

今年で29回目を迎えた世田谷区の夏を飾る「ふるさと区民まつり」in馬事公苑。このお祭りは、区民による手作りのお祭りとして、区民の皆さんの参加と協力によって開催されています。様々な出店やイベント、多くの自治体の物産展などがある大きな、おもしろいお祭りで、毎年たくさんの来場者がきます。

美味しいアイスコーヒーを淹れられるように、コーヒー豆の挽き加減や粉の分量を事前に研究しました。当日は炎天下の中、大きな声で呼び込みをしたり、このアイスコーヒーが他のものとどう違いを短的に説明したりしたかいがあって、2日間で600杯以上のアイスコーヒーを販売することができました。また事前の淹れ方での試行錯誤も功を奏して、ほとんどのお客様に「おいしい、インスタントとは全然違う」と大好評でした。

イベント当日まではアイスコーヒーを買っていただけるのか、美味しいと言っていただけるのかと不安が募っていたので、当初の予想以上に良い結果を出すことが出来嬉しかったです。また同時に販売していたフェアトレード商品にも興味を持っていただき、多くの方に購入していただけました。

このイベントを振り返ってみると、東ティモールやフェアトレードにすごく関心をもってくださる方もいました。たった1杯のアイスコーヒー。でもそれは東ティモールの支援につながっています。このイベントが次の何かの一歩へのステップになってくれると嬉しいです。

 

 

ボランティア体験談 その1(社会人 男性)

今回の世田谷ふるさと区民祭りは、東ティモールをテーマにして行われました。当日は晴天に恵まれ暑さも手伝い、東ティモールのアイスコーヒーは飛ぶように売れ、2日間でコーヒー600杯以上、コーヒー粉22袋という成果を上げることが出来ました。これらは、準備をして下さったスタッフ、コアボランティアの方々の頑張りがあったからこそですが、蝉時雨が降り注ぐ炎天下の中、声を上げてお客さんを呼び、皆で協力して手際良くコーヒーを作ってかく汗は予想以上に気持ちの良いものであり、とても充実した時間を過ごすことが出来たと思います。

私は社会人なのですが、ボランティアを始めたキッカケというのは、会社で行っている仕事というものが、本当に人々の幸せに貢献しているのか疑問を感じていたからです。初めはボランティアを体験したい、という動機でしたが、活動するにつれてNGOという存在に興味を持ち始めました。私一人のボランティア活動というものは、とても微力ではあるけれど、こうした活動が巡り巡って遠い国の誰かの幸せに繋がっていればと思います。

反省点としては、まだまだお客様に対してフェアトレードやフェアトレード商品の説明を上手く出来なかったという点です。何気のない会話の中で国際協力や世界で起こっている紛争に関心を持ってもらうためにはどうすればいいのか、課題として残っています。私個人の考えとしては、これからも紛争というものは、形は変わるにせよ無くならないのではと思っています。争いごとが起こった時、第三者として仲介に入る、犠牲となる人々に対する人道支援を行うシステムの一つとしてNGOの必要性は今後もあり続けるのだろうと思います。ボランティア活動を通じて、間接的ではありますが国際協力に貢献すること、そしてPWJファンを一人でも多く増やすこと、社会人ボランティアとして今後もPWJを応援していければと思います。

 

ボランティア体験談 その2(社会人 女性)

このイベントではアイスコーヒーの販売とパネル紹介を担当しました。東ティモールの農民の皆さんが作り上げたコーヒーは、柑橘系のトップアロマ(入れたての香り)が特徴の澄み切った香りで、夏のアイスコーヒーにまさにぴったりのテイスト。 暑さのせいか大盛況で、多くの小中学生の少年少女、ご年配の方々も『美味しい!』という感動をきっかけとして、フェアトレードに関心を持ってくれたようです。

その美味しさの陰にある生産者の努力。私はこのPWJボランティアを始める前まで『フェアトレード』が私達消費者の健康や自然保護のためだけでなく、まず生産者の健康を守るために行うべきである、という重要なことにさえ気づいていませんでした。 社会人となり外資系の会社に勤め、海外滞在の実体験のなかで国際交流への関心が高まり、このたびPWJの扉をたたくことになった私でしたが、暑くじりじりと照りつける太陽の下でスタッフやボランティアの皆さんと懸命に呼びかけをするうち、少しは炎天下で作業するコーヒー生産者の気持ちに近づけたような気もしました。



またお客様ひとりひとりになにか『面白い!』と思ってもらえる説明ができたら・・・と、自分自身農芸化学の学生時代に得た食品の知識や、香りという感性を扱う会社に勤務する経験を生かし工夫して説明してみると、より楽しんで活動する事ができたように思います。 

数字やTVの情報だけで世界を語るのではなく、自分の五感を頼りに想像力を働かせるだけで、その一杯の薫り高いコーヒーから世界が見えてくるかもしれません。その事を一人でも多くの人に伝える事が出来たら。それが私が今後もPWJボランティアを続けてゆきたいと思う理由です。

 
   

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