ボランティア・インタビュー
第2弾 浅香 悦子(あさか えつこ)さん
今回は、ボランティアの浅香さんにインタビューしました。彼女は2年以上前からPWJでボランティアをやっています。年上の人に対しても物怖じせずにハキハキとはなし、周りの人々を楽しませてくれるムードメーカー。なぜ国際協力の分野でボランティアをしようと思ったのか。なぜ2年以上たった現在も、ボランティアを続けているのか。今回のインタビューで彼女の核心に迫ってみました。
―浅香さんは、ピース ウィンズで、いつ頃からボランティアをやってるんですか?
『ボランティアは、大学3年の3月頃にボランティア登録して、実際に、活動を始めたのは、6月くらいからですね。』
―ボランティアを始めようと思ったきっかけは、何だったのですか?
『大学の授業でNGOとか組織コミュニケーションについて勉強していて、あと、開発学も自分で勉強していたので、どんどんNGOや国際協力に興味が湧いてきました。それから、大学のゼミで宗教と人間について調べていくうちに、いろいろな国で、紛争があり、文化的な背景のせいで、社会的地位の低い女性や子どもが特に被害に合うという事を知りました。そういう社会的な弱者のために、「なにかしたいなぁ」と思い、ボランティアとして、実際に行動しようと思って始めました。』
―ボランティア活動に関して思っていた事と、実際にやってみた後で、何か違いがありましたか?
始める前は、スタッフとボランティアの間の差がすごくあると思っていたのですが、実際は、全然なくて、スタッフの方がフレンドリーに接してくれたので、その差を感じることなく活動ができましたし、いろいろな話も聞けて、有意義でした。
―スタッフと話をする事はありますか?
『作業をしていると、ふと疑問に思う事があります。たとえば、それをスタッフに、「イラクでは、最近、どういう支援をやっているのですか?」と聞くと、詳しく説明してくれますね。すぐに返答できない事も、すぐ調べてきて教えてくれるから、すごく勉強になります。』
―ボランティア活動をやってみて、新しい発見はありましたか?
『ボランティアをやり始める前から、国際協力の分野で働いたり、留学をしたいと思っていたのですが、ピース ウィンズでボランティアをやってみたり、スタッフからの話を聞くうちに、将来は国際機関ではなく、NGO受益者の顔が見える支援をやっているところで、働きたいというビジョンがクリアになりました。』
―浅香さんは、ボランティアとして、長い間活動してきたかと思いますが、その中で、一番印象に残っていることは何ですか?
『それは、初めて実行委員をした国際協力フェスティバル(国フェス)ですね。国フェスでは、ボランティアがいちから企画やテーマを考えました。私自身は、風船企画を担当しました。実行委員長を中心に、みんなで取り組んだので成功しました。このイベントを通して、たくさん友達もできたし、「みんなでひとつの事をやっていこう!」っていう事で、達成感もあったし、なによりも、スタッフの方がボランティアを信頼して、たくさんの事を任せてくれたのが嬉しかったですね。』
―もう2年くらい、ボランティア活動を続けてますよね?
『多分、ここでのいろいろな人たちとの出会いが、私にとってすごくプラスになったし、国フェスに参加して、すごく楽しかったからだと思います。また、ボランティア活動は、忙しいスタッフの補佐的な作業も多いけれど、それによって、ピース ウィンズの活動が円滑に進み、それが支援につながっているのであれば、どんな作業であっても、「やりたい」と純粋に思うから続いているのだと思います。』
―ボランティア活動が、嫌になってしまう時は、ないですか?
『自分の中で、将来はNGOで働きたいという強い思いがあるから、どんな事でも、あまり嫌だと思ったことはないですね。性格的に、事務作業が好きだという事もあると思いますが。作業をしていると、スタッフが声をかけてくれるので、続いたのかな。』
―これからは、ピース ウィンズでどんなボランティア活動をやっていこうと思っていますか?
『できる事は微々たる事かもしれないけれど、もっとボランティア同士が、楽しみながら、継続的にやっていけるような環境をつくれたらいいなと思います。ギスギスした感じではなくて、みんなが気軽に集まって、活動が出来るような環境ですね。コミュニケーションがあってこその仕事だし、コミュニケーションがあってこその円滑なボランティア活動だと思うので。』
―「ぼらんてぃあ広場」を見てくれている人の中には、これからボランティアを始めようと思っている人も多いと思うのですが、そういう人たちに、ボランティアの経験者として何かメッセージはありますか?
『ホームページで調べるよりも、実際にスタッフの方の話を聞いたほうが、説得力もあるし具体的で、これだけでも勉強になります。それから、NGOというのは、特別な存在じゃないということも分かる。「どうしてボランティアなんかをしてるの?」とよく聞かれます。これを全員がすべきだとは言わないし、やりたい人がするべきだと思うけど、やってみて、それを判断してほしい。ボランティア活動に参加することで、いろいろな出会いもあるし、勉強にもなるから、まずは、参加してみてはどうですか?』 |